前回はフォークリフト燃料の違いについて説明しました。
今回はフォークリフトのアタッチメントについて紹介したいと思います!
フォークリフトのアタッチメントとは?
フォークリフトで扱う荷物や作業内容に合わせて、作業効率を上げる為に取り付けるのがアタッチメントです。業種、荷物に合わせて様々な機能を発揮するアタッチメントがあります。今回はその中でも代表的なものを紹介していきたいと思います!
アタッチメントにはどんな種類があるの?
フルフリー
一定の高さまでツメを上げても車両の高さを変えずに荷役することが出来ます。画像をご確認ください。黄色いフォークリフトの方がフルフリーの付いている車両、緑のフォークリフトはフルフリーのついていない車両となります。画像の様にフルフリーが付いている車両は、一定の高さまでツメを上げてもマストが上がりませんが、ついてない車両はヘッドガードからマストが飛び出しています。天井の低い場所やコンテナ内での荷役作業に最適のアタッチメントです!
サイドシフト
※(以降、各画像はロジネクストユニキャリアさんより)
バックレストごとツメが左右に動かせますので、荷物の差込口とツメの位置がずれていても、車体の切り返しなしに効率よく作業が出来ます。トラックの詰め込み作業、倉庫内の狭いスペースでも荷物同士の間隔を詰めることが出来るなど、狭いスペースでも力を発揮します!
フォークシフト
サイドシフトと違い、ツメの間隔を荷役レバーで動かすことが出来ます(左右単独の仕様もあります)。様々なサイズの荷物を扱う際に、運転席を離れることなく効率よく作業することが可能になります!尚、名称はフォークポジショナーと呼ぶこともありメーカーによって違います。
回転フォーク
フォーク差込口に取り付けた容器などを360度回転させる事出来ます。ツメがブラケットごと左右360度回転するため土砂や液体などをそのまま放出する事が可能です!
ベールクランプ
荷物を直接挟んで運ぶ事が出来るアタッチメントです。圧縮された古紙やラッピングされた飼料、箱物、袋物など、ややかさばる荷物を両側からしっかりと挟んで荷役運搬できます。パレットレス作業、積み込み、積み下ろし、はい付けも1人オペレーションが可能となりますので、コスト低減にも役立ちます!
ヒンジドフォーク
ツメの角度を傾斜させることが出来るアタッチメントです。木材や鉄菅、パイプなど、転がりやすい長尺物の荷役運搬に最適です!ツメにバケットやスコップなどを装着すれば、粉末物にも対応することができます!
その他にも、ロール紙の荷役に最適なロールクランプアタッチメントや、ドラム缶の荷役に最適なドラムクランプなど、扱う荷物に合わせて色々な種類のアタッチメントがございます。
フォークリフトでの作業効率を改善したい!
取り扱う荷物に最適なアタッチメントを教えて!
そんな時は是非リフトニーズにご相談ください!現場のニーズに合わせたフォークリフトの導入をお手伝いさせていただきます!
リフトラボ記事担当:水野真衣