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度重なる統合による国内フォークリフトメーカーの【今】

今回は国内のフォークリフトメーカーについてご紹介したいと思います。

昨今のリフト業界は、主要メーカー各社が統合や商号変更を繰り返し、私達リフト業界の者ですら混乱をきたしております。さて、現在のフォークリフトメーカーは一体どこが存在するのでしょうか?

本情報は、2022年10月現在のメーカー事情となります。

①豊田自動織機(トヨタL&F)

世界シェアNO1のリフトメーカーです。1956年からフォークリフトを生産する老舗メーカーでもあり、最近は、水素を燃料化したFCフォークリフトやAGVやAIを駆使したフォークリフトの無人化にも力を入れております。主な製品に、GENEO、Rinova、プチランナーなどがあります。

 

   

※画像は各社HPより

 

②三菱ロジスネクスト

三菱重工業グループ。2013年に三菱重工業と日本輸送機が合併し「ニチユ三菱フォークリフト」に商号変更し、2017年にTCMと日産フォークリフトの合併によりできた「ユニキャリア(ロジスネクストユニキャリア)」と経営統合し、「三菱ロジスネクスト」へ商号変更された。TCMは、国内初の燃料式フォークリフトを製造。ニチユは、国内初のバッテリー式フォークリフトを製造した老舗メーカーです。国内シェアは2位、世界シェアは3位。主な製品に、ALESIS、PLATTERなどがあります。

 

※画像は各社HPより

 

③コマツ

ブルドーザーやショベルなど、主に建設機械が主力のメーカーで、フォークリフトも生産。最近は、ハイブリッドバッテリーリフトにも力を入れている。

 

※画像は各社HPより

 

④住友ナコフォークリフト

日本の名門企業である住友重機械工業と世界のフォークリフト名門メーカーであるエールがタッグを組み設立した会社。

グリーンの車体カラーが特色。主な製品に、QuaProがあります。

 

※画像は各社HPより

 

まとめ

以上が現在の国内フォークリフトメーカーとなります。各社とも、国内シェアの奪い合いを避け、グローバル戦略に舵を切りつつ、部品の統合化やスリム化を図ろうと努力し続けている現状が垣間見えますね。今後は、IoTやAI、AGVなどを駆使した物流のロボット化が進むにつれて、フォークリフト業界も更に発展しそうです。

 

今回は国内のフォークリフトメーカーについてご了解しました。リフトニーズでは各社の新車フォークリフトを取り扱っております。入替や導入の際には是非お気軽にご相談ください。

今回のリフトラボ記事は水野がお送りしました。

 

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